大学コンソーシアムやまなしとは

設立趣旨

 国を超えて知識基盤社会化が進む現在、知の創造・継承と、幅広い教養を身に付け知的生産活動を通じて社会を支える人材の育成を担う高等教育は一層重要となっています。

 このため、高等教育機関においては、教育、研究を通じて、教育力、人間形成力、知的生産力、文明の継承能力等を発揮するとともに、社会との連携を強め、それぞれの特色や個性を生かして社会に貢献していくことが期待されています。

 また、社会ニーズや学生の多様化が進む中、大学全入時代を迎え、高等教育機関は競争的環境下での特色ある経営が求められています。

 このような中、大学コンソーシアムやまなしは、山梨県内の大学、短期大学及び地域社会に対して、大学間相互の連携による多様な交流機会の提供、教育・研究の相互補完・向上と成果の還元、全国への情報発信に関する事業を行い、大学及び短期大学の特色ある発展を支援するとともに、地域の活力向上と地域経済の活性化に寄与することを目的として設立しました。

 

沿革

 平成11年7月26日に、時代の変化に的確に対応し、山梨県の地域特性に適合した高等教育機関の在り方や地域との連携方策等広範な検討を行うとともに、研究成果の地域への還元等の事業を実施することを目的として、「山梨県高等教育機関連絡協議会」が設立されました。

 その後、同協議会に設置された大学コンソーシアム設立検討会議による検討を経て、平成18年9月21日に、同協議会を発展的に解消し、「大学コンソーシアムやまなし」が設立され、同年11月27日には、山梨県より特定非営利活動法人として認証されました。